回転ディスク電極(RDE)装置

用 途

対流ボルタンメトリーにより触媒材料の活性をはじめとする電気化学特性を評価する。

原 理

 

電気化学反応の反応速度から触媒活性を抽出するには、反応物の物質輸送の影響(拡散抵抗)を排除する必要がある。拡散抵抗は電極表面の”拡散層の厚み”に比例関係を示す。 RDEは電極表面の”拡散層の厚み”を電極回転速度により制御できる装置である。反応速度の回転速度に対する感度を取得することで拡散抵抗を排除し、電極表面の電荷移動速度(活性)を解析できる。

 

特 長

・電極表面上での電荷移動反応速度を解析できる。
・リング電極と組み合わせることで、反応生成物の定性・定量分析も可能

活用事例

Pt/C触媒の酸素還元反応活性の評価