酸素拡散特性計測システム

Oxygen gas diffusion resistance measuring system

燃料電池の発電性能支配因子の一つである酸素拡散抵抗を計測できる

用 途

MEA要素の酸素拡散抵抗評価

原 理

サンプルをセットした冶具の流路に等流量・等圧で酸素ガスと窒素ガスを流通させると濃度差により酸素と窒素が拡散する。それにより窒素ガス導入流路には酸素ガスが混入し、酸素ガス導入流路には窒素ガス混入する。そのときの酸素濃度を計測することで酸素拡散抵抗が算出できる。

 

装 置

特 長

・非破壊で測定ができる
・多孔体試料への適応可
・ガス種の変更が可能

仕 様

・温度:25~80℃
・湿度:0~80%RH
・流量:0.05~0.30 NL/min
・圧力:0~200 kPa
・酸素濃度計測精度:0.1%

活用事例

MEA多孔体要素の酸素拡散抵抗計測